【大阪42.195km】レポ③ 激沈の後半戦
どうも、あっくんです。
今日は雨でランオフ。
早速ですが、大阪42.195kmフルマラソン大会のレポの続きイキます。
過去の記事はこちら。
コースはこんな感じで周回コースを13周します。
20kmを過ぎる頃になると、同じペースで走る人がおらず、ずっと単独走。
しかも前半のオーバーペースで早くもキツイ。
思わず、『チクショウ』と声に出てしまいます。
設定ペースはコレでした。
マラソンペース計算ツール Marathon Pace Calculator - RUN TO DIE
21-25km[設定23’39”]
4’42” - 4’45” - 4’35” - 4’39” - 4’46”[実績23’27”]
前の5kmは設定からこぼれましたが、20kmで摂ったマグオンが効いたのか、この区間は設定ペースでなんとか走れました。
競技場内でずっと全選手に大声で声を掛けてくれたオッチャンがいました。
おそらく運営の方でしょうか。
「良いペース!」
「良いよ!(前の人に)付いて行こう!」
「粘って行こう!」
「ラスト1周?」
スゲー励みになりました。
辛い時はこちらからハイタッチをお願いして元気をいただきました。
沿道の応援が無い分、オッチャンの存在はとても大きかった。
恐らく、走った方全員がそう思っていたのではないでしょうか。
ゴールしてからお礼を言いたかったけど、競技場内を横切る事が良い事なのか分からず、言えませんでした。
あとで立ち入り禁止と知りました。
本当にありがとうございました。
26-30km[設定23’45”]
4’48” - 4’40” - 4’52” - 4’52” - 4’59”[実績24’11”]
30kmのタイムが2:20'38"で、ペースは4'41"/kmと、当初の設定ペースである4'44"/kmから余裕があるなと思いながら、前半の貯金を切り崩しながら走っている事は実感していました。
後で見返すと、この時点で1分以上のアベレージですね。
でも実際は28km地点で激沈してます。
脚が売り切れ御礼。
あと3分の1も走れる気がしない。
もう、やめたいと思っていました。
転んだらやめられるかな?とか、やめる理由をずっと考えてました。
完全に気持ちで負けてましたね。
しかし激沈が早すぎる。
加古川マラソンでは、20km過ぎに1度落ちかけましたが、30kmまでは余裕で走れました。
そういえば、練習でも24kmまでは走れますが、そこから壁があるようです。
1月の30km走も24kmで激沈、その後はジョグの速度でしか走れてません。
2週間前の30km走も25kmでやめました。
一般の方の言う30kmの壁。
私の場合は、もう少し前に壁があるようです。
激沈中の後半は、給水も歩きながら、水を頭と顔、首にかけました。
そのせいでラップがバラバラ。
最後の5周くらいは、給水まで頑張って、水をかぶってまた元気に走り出すパターン。
給水毎にスポーツドリンクを飲んで、水をかぶりましたが、汗だかジェルだか分からないけど、もう顔も手もベタベタでした。(笑)
最後の方はスポーツドリンクが無くなり、水だけになってました。
31-35km[設定23’45”]
4’47” - 4’54” - 4’54” - 4’44” - 4’57”[実績24’16”]
30kmを過ぎて、さらにペースが落ちました。
30kmでカフェイン入りのマグオンを摂る予定でしたが、残り3周の給水に合わせてメイタンゴールドを摂りました。
おかげで少し復活しました。
タイミングが遅かったら、立ち直れなかったかもしれません。
暑さのせいか、意識も朦朧とし始めて、本当に止めようと思ってました。
この頃は「やめたい」と「走れる」が交互に
やってきて、メイタンや給水、オッチャンを励みに
走っていました。
輪ゴムがあるのに、残り周回が分からなくなるほどに、思考能力が低下していました。
もうやめたい。
脚の疲労はピーク。
胸の奥、鳩尾の少し上が痛い。横隔膜かな?
20km過ぎからずっとゼーハーしています。
向かい風のせいか、涙が止まらない。
悔しさとか、感情的なものではないと思います。
サングラスをしていたし、涙を拭う余裕もなかったので、そのまま走り続けました。
残り2周で、最後のマグオンを摂りました。
脚がもげても、根性で上げていくつもりです。
オッチャンに『あと1周?』と聞かれましたので、指で『2』と答えました。
「あと2周です。」と口に出しましたが、あまりにも小さな声だったので聞こえなかったと思います。
残り7km。ここからは気持ちの勝負だ!!
続きます。
思ったよりも長くなっちゃいました。次回、『根性の終盤戦』を見逃すな!
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